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誤嚥性肺炎

[2018.05.27]

高齢者は、唾液分泌量が加齢変化に伴い減少していきます。加えて、咽頭における反射も低下するため、食物や唾液が誤って気管に流れ込む誤嚥が多くなります。結果、唾液の減少による口腔内の病原性細菌の増加と、その病原性細菌を含んだ食物の誤嚥により、肺の細菌処理能力を超え、肺炎が起こるようになります。肺炎の死亡率は高齢者が特に高く、85歳以上の男性で死因第二位、90歳以上では第一位にもなる病気です。肺炎の予防には、普段から口腔内の状態をできる限り清潔に保ち、細菌数を抑えることが重要です。

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