誤嚥性肺炎 [2018.02.15] 誤嚥とは、食べ物や水分が食道ではなく誤って気道の方に入ることを言います。ものを飲み込む一連の運動(嚥下)は脳の中枢によって支配されており、健康な人は意識しなくても誤嚥することはありません。しかし、加齢や病気によって嚥下反射は低下します。そうなると、本人の自覚がないまま睡眠中など誤嚥してしまうことがあります。 誤嚥により起こされる肺炎を誤嚥性肺炎といいます。これまではがんや心疾患ほどは注目されていませんでしたが、知らずしらずのうちに高齢者の健康をむしばみ、生命まで脅かすことがわかってきました。 前の記事へ次の記事へ