義歯の安定剤 [2018.01.18] 入れ歯安定剤には粉状やクリーム状をした粘着性のものと隙間を埋めるためのゴム質のものがありますが、患者さんの独自の判断で長期に入れ歯安定剤を使いますと入れ歯がずれた位置で止まってしまうことがあります。そうなると、噛み合わせが狂ってしまうことがあります。狂った噛み合わせのままで使い続けると歯ぐきやそれを支える骨が大きなダメージを受けることになります。ですから、合っていない入れ歯を安定剤によって使い続けることで逆に口の中の状態を悪化させることもあるのです。 前の記事へ次の記事へ