歯周病と出産 [2019.02.15] 妊娠中は女性ホルモンの分泌が高まりますが、女性ホルモンは歯周病のある種の原因菌の増殖を促すことによって、歯肉の炎症を引き起こすことがあります。これを妊娠性歯肉炎と言います。 一方、歯周病の幹部から歯周病原因菌の毒素や炎症物質が血中に入り胎盤を刺激すると、胎児の成長に悪影響を及ぼし、子宮の収縮を促して低体重児出産や早産のリスクを高めることがわかってきました。 妊婦さんの歯科検診の際には歯周病のチェックを入念に行い,ハミガキ指導などの口腔衛生指導を受けることが大切です。 前の記事へ次の記事へ