抜歯後の喫煙 [2018.02.04] 抜歯などの外科処置の後で喫煙をすると、末梢の血液循環が悪くなり傷が治りにくくなることがわかっています。抜歯した後の穴に血液の塊がたまり(血餅)、それがかさぶたの役割になって傷が治っていくのですが、喫煙者では、血餅の量が非喫煙者の半分以下であるとの報告があります。また、ニコチンなどの作用で血管が収縮して、免疫力が低下し、ドライソケットや骨髄炎のリスクも大きくなるといわれています。 前の記事へ次の記事へ